生きづらさを感じる本当の原因とは ~頑張れば頑張るほど、なぜ生きづらさを感じるのか~

「しんどい」のに、何がしんどいかわからない

「毎日なんとなく不安がある」
「人間関係がうまくいかない」
「やる気が出ない、でも怠けているわけじゃない」

なんとなく感じているしんどさ。
漠然としたしんどさ。
だけど、この感覚は物心ついたときから感じていた。

「しんどい」のに何がしんどいのか、わからない

それは何がしんどいのかが言葉にできないからかもしれないです。
病院で検査しても、特に異常があるわけでもない。
だけど、体はしんどさを訴えている。

「きっと努力が、まだまだ足りないからだ。」
「ただの甘えだ。もっと頑張らないと。」

そうやって、体にも心にも鞭打ってがんばってきたのではないでしょうか?
それは、努力不足というよりも、心のSOSをキャッチしそびれているからかもしれません。

生き残るための努力

そもそも、ずっと頑張り続けている人は、どんな努力をしてきたのでしょうか?

  • 嫌われないようにと、嫌なことを言われても愛想笑いして我慢してきた
  • 場の空気を壊さないために、やりたくないことでもやってきた
  • 不機嫌な人を見たら、自分が怒らせたのかもと思い、機嫌を取りに行った
  • 振られないように、パートナーに服や食べ物の好み、考えも全部合わせてきた
  • しらけた空気が苦手で、おどけて場を盛り上げてきた
  • 怒ることは大人げないと、怒らないようにしてきた
  • 頼ることは甘えることだと思ってたので、誰にも頼らずひとりで何でもこなしてきた
  • 迷惑をかけないように、がんばってきた。
  • 失敗しないように、成果を出し続けるために頑張り続けてきた
  • 先回りして、人の役に立ち続けてきた

こんな努力を精いっぱいしてきたのではないでしょうか?

もしそうだとしたら、あなたは自分よりも他人を優先して生きてきた人なのではないでしょうか。

ほんとは泣きたいのに、相手が喜んでいたら、一緒に喜ぶ。
自分の気持ちよりも他人の気持ちを優先させて。

そしていつのまにか、あなたの中にあった感情や本音が言葉にされないまま、どこかに置き去りにされ、「漠然とした生きづらさ」という感覚だけが残っていたのかもしれません。

どうして、そこまで自分よりも他人を優先してきたのでしょうか?
それは、あなたの中には、「安心感」よりも「恐怖」の方が大きいからではないでしょうか?

  • 人から嫌われる怖さ
  • 役に立たないと、居場所がなくなる
  • 失敗の怖さ
  • 振られて傷つく
  • 感情的になって、全てを失う怖さ

世の中が、怖くて危険な場所のように感じていたのかもしれません。
だから、その怖さを避ける為にとってきた行動が、逆にあなたのしんどさに繋がっていたのです。

ほんとうはしんどい。
ほんとうは休みたい。
ほんとうはやりたくない。
ほんとうは嫌だ。

こういった本音を無視し続けてきた結果、漠然とした生きづらさに繋がってきています。

でもこの本音を大事にして、あなたを優先させたら怖いことが起こる。
そう感じて、本音を閉じ込めていったからです。

努力の方向性を間違えると起こること

では、その恐怖の正体が何か、心の仕組みを木で例えて説明します。

1本の木をイメージしてみてください。

根っこ=基本的安心感

それは、一番大切な部分です。

「どんな自分でもここにいていい。生きてていい。」「世界とは安全だ。」
こんな感覚を、ここでは「基本的安心感」と呼んでいます。
この基本的安心感は、生きやすさに繋がっています。

根っこの部分がしっかりと育っているかどうかで、生きやすさが変わります。
ただ、根っこの部分は目には見えないので、自分でも気づきにくいもの。
だから、「なぜこんなに苦しいのかわからない」という状態になっていくのです。

幹=自分軸・本音

 あなたの感情や本音、価値観といった内側にある軸のことです。
  ・自分の好き、嫌い、がわかる。  
  ・自分がどう感じているかわかる。
  ・自分の価値観で判断できる。

この幹が弱いと、他人の言動に揺さぶられます。
この幹が細いと、自分の感覚を信じにくくなります。
この幹がスカスカだと、自分がわからない、虚無感を抱えていたりします。

「葉」=やりたいこと・欲求や願望。
「実」=それが実際に叶った状態です。(自己実現)

これはマズローの欲求段階とも重なります。
根っこが不安定だと幹も不安定になり、葉っぱ(成果・やりたいこと)を増やしても苦しくなってきます。

生きる上で必要な基本的安心感

この根っこ(基本的安心感)が育っていないと、さっきのような本音を出すこと、もつことに強い怖さがあります。そして本音を押し殺すようになっていくと、自分の本音もわからなくなっていきます。

これが、言葉にならない「漠然としたしんどさ」や「生きづらさ」の正体です。

そして、基本的安心感がなく恐怖で心が占められていると、それに耐えること、自分の命を守ること(生きること)だけで精いっぱいになります。そうなると、「やりたい」「こうしたい」 そういった感覚を持つ余裕もなくなっていきます。

実は、私も以前は生きることは苦行で、世の中は恐怖でしかない。苦痛の世界でしかない。
そう感じていました。
ですが、自分と向き合い、基本的安心感を持ち、育てていくことで、世の中は怖い事だけではないと自然と感じることが出来ています。
そして、人に揺さぶられて不安定になったとしても、また安定した状態に戻れるようになります。

つまりは、「生きやすくなった」ということです。

これが大きく私の中で変わったことです。
心理セラピー(セッション)では、あなたの中にある恐怖を扱い、恐怖よりも安心を大きくしていきます。

そして、
安心感を育てていくようにします。

安心感が育っていくと、あの頃に無理しながら続けていた努力が少しずつ要らなくなっていきます。

 ・嫌なことを言われたり、意地悪をされても受け流さずに、はっきりと嫌だと伝えて自分を守れるようになります。
 ・人に頼って相談したり、お願いごとができるようになると、一人で抱えこまなくても済むので、余裕もうまれます。
 ・恋愛でも、全部相手の好みに合わせなくてもよくなります。

そして、
心が穏やかで安定した状態でいられます。

もしあなたが、「頑張れば頑張るほど、なぜか生きづらさを感じていたり、虚しさを感じている」のであれば、根っこではなく葉っぱを増やそうとしているからかもしれません。
ずっと自分の心を守るためにがんばってきた自分を責めずに、気づくだけでも十分です。

生きづらさの本当の原因は、多くの場合、基本的安心感(根っこ)の不足にあります。
根っこ(基本的安心感)が育っていくと、少しずつ「頑張らないと危ない」という感覚も変わっていきます。

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